佐渡 流人悲話集
(さど るにんひわしゅう)

川原 文月 著
(かわはら ぶんげつ)

四六版ハードカバー
1,890円 (税込)

※残念ながら発売元の「健友館」が2005年に倒産してしまいました※
手持ちの在庫が少々ありますので、ご希望の方へは
1,000円(税・送料込)
でお分けいたします。
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追って、当方よりご連絡申し上げます。
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−「佐渡 流人秘話集」−
−目 次−


☆密通の罪−おなへ☆
小間物問屋の妻でありながら番頭と密通した罪で佐渡送りとなった<おなへ>

☆虚しい叫び−五郎☆
無実の殺人罪で佐渡送りののち逃亡、磔により小木の刑場の露と消えた<五郎>

☆流人女の泪−おくら☆
江戸騒乱事件に荷担して流罪となるが、大店の後妻に迎えられた<おくら>

佐渡に伝わる古文書に数行しるされた名前と罪。そのわずかな史料をもとに、江戸時代の庶民を生き生きと再現。
佐渡流人、そしてふるさと佐渡への愛を込めてつづる、渾身の連作長編時代小説。


私は、歴史の島である佐渡に生まれたことを誇りに思っている。